以前に「K-アーバン南生田」では有志で写経を何回か行っておりましたが、今回は新たに「般若心経」の写経を催すことになりました。企画・ご指導は、コンシェルジュの松井さんです。
まずは、般若心経とは何か?を、会場の大型スクリーン画面から学びました。教えは、真言宗高野山大学文学部密教学科准教授北川真寛先生のお話しでした。先生からは、これは大変難しいテーマで一言では語りつくせない、話せば1時間半ほどかかってしまいますとおっしゃって、簡単に要点のみを解説をいただきました。
こちらが、その解説の模様です! 皆さん、真剣に聞いておりますね。
般若心経とは、空(くう)の教えであり、実体はないが、たまたまご縁があって皆さんはこの世に生まれ生きている。結局は、性格や見た目や知性は違ってはいても、宇宙規模からみれば一人一人の人間はみな一緒なんだ! という壮大な観点から見た教えのようです。さすが、弘法大師(空海)さまの教えらしいですね!
写経(般若心経1)をはじめるにあたって、まずは仏説(下記の画像参照)の数々を学びました。
そして、本日の写経(下記)内容です。御仏様の悟りですので私たちには理解できないのではと、松井先生からその(現代語訳)を読んでいただきました。それが、この下にある文章となります。
現代語訳をいくらか理解したのち、写経に入りました。写経中のお話はなしという決まりの中で、皆さん真剣に書いておりました。それが、こちらの様子になります。
そして、写経約30分経過後、皆さん無事に完成いたしました。こちらがその完成品の中の一つです。
今回は8名のご参加者があり、神聖な雰囲気での有意義な「写経の会」となりました。次回もお楽しみに!